前回のブログでは、自分が公務員を辞めるまでに迷っていた二つの理由
○安定した収入がなくなること
○辞めてから何をしたいか決まっていないこと
の うち、
収入についてのお話をしました。
今回のブログでは、もう一つの「辞めてから何をしたいか決まっていないこと」について、
自分がどのように「やりたいこと」に辿り着いたかを、考えてみます☆
数年間の行動記録を見て気がついたこと…「気になったら動く!を続けてきた」
実は自分には、数年前から続けていることがあります。
それは、スマホのスケジュールアプリ(自分は、「ジョルテ」を使い続けています)に、日々の予定&その日何をしたかを、短い言葉で書き込んでいくことです。
教員として勤めていた頃は、もちろん仕事上の予定もたくさん書き込んでいましたが…、
例えば、
「エコビレッジ山菜ランチ」
「鶏と畑講座」
「〇〇農園でいも掘り」
「非電化工房でソーラーフードドライヤーづくり」
など、参加したワークショップやイベントのこととか、
「タイヤ交換」
「実家でお昼ご飯」
「ラーメン食べ納め」
「床屋に行く」
という、実際書いておかなくてもよさそうなことまで(^◇^;)、
残しておけるものは全部、その日したことを書き記していました。
一番最初にスタートしたのは、2013年4月21日(日)。
気がつけば、9年以上続けております!
なので、9年前までは、何月何日に誰と飲みに行ったとか、
そういうことまでわかります(うわー、細か〜(~_~;)って、引かないでくださいね☆笑)。
それで、その記録を見返してみて、気がついたことがあったのです。
それは、ある頃から、週末のほとんどを、
暮らしを変えていくための「行動」に費やしていたことでした。
そのある頃、というのは、
以前の記事でも書きましたが、
ちょうど家族で新規就農を考え始めた時期です。
その頃に初めて、自分は「ワークショップ」というものに参加し始めたのでした。
(過去ブログ記事「ワークショップに参加してみよう!①」も、読んでみてもらえると嬉しいです♫
→https://sapporoslowlife.com/workshop1/)
就農を考えていた当時は、
農家さんを訪ねたり、朝マルシェに話を聞きに行ったり、役場へ就農の相談をしに行ったり…、
だんだんとそこから、
自分達で畑を借りて、実際に野菜を育て始め、
住宅街で庭先養鶏を始めたり、
田んぼを借りて米を育て始めたり、
冷蔵庫なし生活に挑戦したり…、笑
ある時には、
自分が興味をもち始めた「パーマカルチャー」、
そのきっかけとなった方(東京アーバンパーマカルチャー主宰の「ソーヤー海さん」)が東京で講座を開く!
と知り、すぐに申し込んで2ヶ月連続で東京に講座を受けに行ったり、
またある時は、
「アースバッグハウス」という、土でつくる家に興味をもち、
日本でそれが見れるところはないかとすぐ探し始め、
熊本で見れる!とわかった時には、
すぐに飛行機の手配をして、九州まで足を運んだり…!^^;
それからその後も、
自分と同じ考えや興味をもつ仲間がいるコミュニティ(パーマカルチャーオンラインスクールなど)を探して、
仲間と行動を共にしながら、一生懸命コミュニケーションを取っていき、考えを深めていったり…。
☆☆☆☆☆
退職を決める直前まで、
「やりたいことがわからない」
と悩んでいたとき、
自分の(家族の)ここまでの行動の足跡を見返してみたことで、気がついたのです。
自分は、「暮らし方(ライフスタイル)」や「生き方」について考えたり、
誰かとコミュニケーションをとったりすることが、好きなのだと。
そしてさらに、
小さな行動を積み重ねていくことで、徐々に大きな行動にも移せるようになっていったということ、
そしてその結果、自分の中に「経験してきたという大きな自信」が生まれていたこと に気がついたのです。
「好き」だけでは踏み出せない…!「経験」を振り返ることで、一歩を踏み出す勇気が湧いてきた
「したいことが見つからないんだ…」
例えば、友人がそう話してきたとしたら、なんて言いますか?
自分はそういう時によく、
「何か、普段やっている趣味とか、好きなことはないの?」って聞いていたと思います。
そして自分も、教員を退職する前までよく考えていました。
もし辞めるとして、何を自分はするのか…。
そう考え出すと、やはり「自分の好きなこと」にまず目を向けようと思います。
頭の中で好きなことをたくさん挙げては、
「でもなあ…」の、繰り返しでした。
自分の好きなことは…?
「コーヒーを淹れること」
「料理を作って、人をもてなすこと」
「ラーメンを食べること」
「音楽を聴くこと」
「ドラムを叩くこと」
「ドライブすること」
確かに好きなことはあるんだけれども、
やはり、これらのことを、「趣味」を超えて本業にしよう!とは、
思うに至らなかったのです。
☆☆☆☆☆
「仕事」としてやりたいことを考えたときに、
「好きであること」
と
「自信となる経験があること」
この二つが大事(一つの判断基準)だと考えました。
このように、
最終的に、(自分の場合は)生活の中で日常的に続けてきたライフスタイルに関することを、仕事にしてみよう!と、思ったのでした。
ここまでお話をしてきましたが、
こう考える人もいると思います。
例えば、
自分はお菓子作りが大好きで、これまでたくさん趣味で作ってきた。
家に来てくれるお客さんも美味しいと喜んでくれて、「お店を出せるよ!」と
言ってもらえることもある。
…でも!やっぱりお店を出すまでの勇気は出ない(~_~;)
経験もあるし、自信もある!と思っているけれど。。
みたいな感じに。
こういう場合は、
やはり
あとちょっと、不安を取り払ってくれるきっかけや出来事が起きるとか、
もしくは、背中を押してくれるような存在がいると、
大きな一歩を、踏み出すことができるかもしれません(^-^)
自分の場合も、
退職して新しい道に進むことができたのには、
もう少し細かい事情や(妻の仕事や家庭の蓄えのこと)きっかけとなる出来事、
背中を押してくれた存在があったから、
というのもあります☆(^○^)
この部分についても、いずれふれることができたらと思うのですが、
もう文章が長くて、お腹いっぱいですね!笑
今回は、ここまでにしておきます(^^)/!
前回に引き続き、公務員を辞めるまでに迷っていた理由についてお話しました!
仕事を辞めてたとしても、自分が何をしたいのかわからない…!
代表カズの場合はどうしたか…
○これまで数年間書き記してきた、自分と家族の行動の記録を見返してみた。
○振り返ることで、自分と家族が「行動すること」を続けてきたことを実感できた。
○小さな行動から、大きな行動にまで移せるようになっていたことに気づいた。
○自分が「暮らし方(ライフスタイル)」や「生き方」というものに、継続的に向き合ってきたという自信がもてた。そして、それが「好き」だと気づいて、仕事にしていこう!と考えられるようになった。