「子育てスローライフ」に至るまでのSTORY

皆さん、こんにちは!
札幌スローライフ代表の、カズです。

このページでは、札幌スローライフの活動コンセプトや、その考えに至った経緯について、私と家族のライフストーリー形式でお伝えしていきます。

現在我が家は、私と妻と二人の子どもたちとの4人暮らしをしています。
平日は、息子が行く幼稚園に親子で通いながら、子どもと触れ合う時間を楽しんでいます。
土日は、ものづくりや田んぼ・畑を借りて食の自給に挑戦したり、
時には、興味のあるワークショップやイベントへ家族みんなで参加したりして、
豊かで穏やかな、幸せな日々を過ごしております。

でも、このようなライフスタイルに至るまでには、
さまざまな経験や出会いがありました。

今でこそ、毎日笑って暮らせるようになっていますが、
日々にしんどさを感じたり、本当に大切なものを見失いそうになったりしたこともあり、
子どもの前で笑えない日も、たくさんありました。

はじめに… 今、笑顔で暮らすことができていますか?

現在、子育てをされている皆さんへ。

毎日、笑顔で暮らすことができていますか?

一日一回は、子どもの前で笑うことができているでしょうか?
私は、これまでの育児経験を通して、強く感じたことがあります。

それは、子どもが笑顔で過ごすためには、

親が笑顔で生活している

ことが、とても重要だということです。

子は、親の鏡だと考えています。

子どもの笑顔を大切にしたい!と思うのならば、
親である自分たちが、笑顔でいられる暮らし方を目指していかなければならない…。

こうして書くと、当たり前のことのように感じますが、
このことを実感して気づくのに、自分たちは子育てが始まってから、6年以上の月日が経っていました…‼︎

植村家のライフストーリー 〜 長女誕生! 子育てのはじまり 〜

長女が誕生した2015年に、我が家の子育てライフはスタートしました。

当時、二人とも小学校教員として働いており、自分は採用3年目、妻は採用5年目での育児休業開始、という状態でした。

まだまだ自分も教員3年目。定時ではとても仕事が終われず、早くても帰りは19時〜20時過ぎ。行事や通知表を作成する時期になると、もっともっと遅くなることも普通でした。時には、一度退勤して家で夕飯を食べてから、もう一度学校へ戻る…という日もありました。

それでも、休業中の妻は、娘の乳幼児期のお世話を一生懸命しながら、家事も頑張って家庭生活を支えてくれました。
そして自分も、その頑張りに応えて、家族を養う収入を得るためにしっかりと働こう!という思いでした。

お互いができることを必死にやっていく、そんな毎日が過ぎていきました…。

娘のアトピーがきっかけで…毎日の「暮らし」を見つめ直す日々が始まる

妻の育休も終わり、職場復帰をむかえる頃…娘の体にアトピーが見られるようになりました。

はじめは病院で診てもらいましたが…、はっきりとした原因はわからず。

「どうしたら治るだろう…」

妻はこの頃、アトピーなどに関連する書籍を読み漁るようになり…、
その結果、「食生活の改善」への関心が、妻の中で強くなりました。

そして実際、食事を変えていくことによって、娘のアトピーは良くなっていき、1年も経たないうちに、すっかり完治していました。

「食」の大切さを実感したこの出来事がきっかけとなり、妻の中での「食」の関心は、
いつしか消費者側から生産者側へ…、農家さんたちへ向くようになりました。

「食の安全を支える農家さんになりたい…!家族で就農したい‼︎」

いつしか妻は、こんな想いを伝えてくるようになりました。

「地方へ移住して、新規就農…?そんなこと、簡単にできるわけない。」
このとき、自分の中ではこのように思っていました。

そんな自分の気持ちとは裏腹に、
妻は知り合い伝いで農家さんとコンタクトを取るようになり、家でも就農関連の本を読むようになりました。

時々、本が無造作にテーブルに置かれていたこともあって(いま思えば、妻の作戦だったかもしれません笑)、
積極的な気持ちではなかったものの、やはり近くにあると気になり、気づけば自分も本を手に取って、数冊読み終えていました。

農家さんが集まるマルシェにも足を運び、妻は話を聞きたがりました。
「あなたも話しかけてよ!」と、しばしば背中を押されることも…。

そんな感じではあったのですが、
農家さんたちは話しかけると、皆さんものすごく親切に、いろいろなことを教えてくれました。
たくさんこちら側の質問にも答えてくれて、
「ああ、皆さんなんて温かくて親切なのだろう」と、毎回マルシェに行くたびに思いました。

そして、それから自分も、だんだん話をしっかりと聞いてみたいと思うようになり、
妻に連れられて、週末は札幌近郊の農家さん巡りへ行くようになりました。

結果的に、この農家さん巡りで得られたご縁などは、今でも続いていて、自分たち家族にとって、大切なつながりとなっております。

農家さん巡りの他にも、就農セミナーに参加したり、農家さんに紹介してもらった農業公社の方たちに会ったり、時には、就農に関する相談をしに近隣市町村の役場へ行ったりしたこともありました。

話を聞けば聞くほど、就農への想いが高まる妻。

自分も、少しずつ農家さんたちと接してくうちに、

「家族みんなで協力し合いながら、農業を営んで日々一緒に生活していく」

そのような暮らし方に、「理想」の家族の生き方を感じるようになっていました。

でも、話を詳しく聞くことで、「現実」も同時に知ることになります。

新規就農の際にかかる初期投資のことや、収益を安定して得られるようになるまでに何年もかかること、
そして、自然が相手の生業であるということ…。

家族を養うために働くという思考が一番にあった自分にとっては、この「現実」は、選択肢としてとてもハードルの高いものでした。

理想と現実で迷う日々の中…、「パーマカルチャー」と出会う

なかなか「就農」への決断には至らず、迷う日々が続いていました。

この頃、自分は職場を異動して2年目の時。温かい雰囲気の職場環境に助けられながらも、やはり仕事をこなすことで一杯一杯になる毎日でした。

「このままでいいのだろうか。」

頭の中では、思い描く「理想」と、仕事と時間に追われながら生活する「現実」を行ったり来たりしていました。

そんな日々を送っていたある日、友人の家で、一冊の本に出会いました。
「マーマーマガジン for men」という、株式会社エムエム・ブックスから発行されている本です。

本の中では、「パーマカルチャー」についての特集がされていました。

「パーマカルチャーって、なんだ?」

聞いたことのない言葉でしたが、
本の特集では、そのパーマカルチャーの基本的な考え方や実践例などが紹介されていました。

その多くは、農的なことや環境に関する内容、衣食住に関わることなど、暮らしの自給自足的側面の知識がメインで説明されていました。

当時、就農についてずっと考えて生活している真っ最中でしたので、

農「業」という「生業」にしなくても、今の暮らしに「農的暮らし」の要素を加えていくことはできないか…?

この本でパーマカルチャーを知ったことで、まずはそこから始めても良いのではないか、というふうに考えるようになりました。

また、このパーマカルチャーには、農的な要素の他にも、日常における自他の感情との向き合い方や表現の仕方、話し合う相手と共感し合う方法など、暮らしに役立つコミュニケーションに関する内容も含まれていて、

これは、時間と仕事に追われながら、これからの生き方について悩んでいた自分にとって、とても興味深い内容でした。

「パーマカルチャー・オンラインスクール」への参加 〜 仲間との出会い 〜

本で読んだパーマカルチャーがとても印象に残り、その後、ネットで色々と調べてみるようになりました。

自分の身近で、「パーマカルチャー」を知れる場所や機会はないか?
調べた結果、札幌で「パーマカルチャー研究所」という名前で活動している人がいるとわかりました。

代表を務めるのは、三栗 祐己(みつくり ゆうき)さん。

三栗さんとは、「パーマカルチャー研究所」のメルマガを通してやり取りがはじまり、
その後、三栗さん主催のパーマカルチャーイベントに参加したり、時には家に来て、相談に乗ってくれたりもしました。

それから時が経ち、本格的にパーマカルチャーを学んだり実践したりしてみたいと思うようになり、
三栗さんが運営する「パーマカルチャー・オンラインスクール」に参加することにしました。

スクールでは、オンラインで全国にいる仲間と知り合えるようになり、同じスクール生の皆さんから、色々な刺激を受けるようになりました。

受け継いだ農地を生かして村づくりを始めたご夫婦、家族と共に「生態系の循環」を大切にする農法に取り組むお父さん、移住して古民家リノベーションに挑戦するご夫婦、家族でゲストハウス運営を始めたお母さんなど…、

「自分たちの理想の暮らし」と丁寧に向き合い、その実現に向けて行動していく仲間たち。

この頃から、自分も「理想の暮らし方」と丁寧に向き合っていきたいという想いが、改めて芽生えてくるようになりました。

長男の誕生 〜 流産の不安からの、自宅出産。そして、育児休業へ 〜

スクールに参加して間も無く、2019年の秋頃に、長男の妊娠がわかりました。

待望の第二子。娘も、下の子が生まれることに大喜びでした。

娘の時は、病院で出産しましたが、
妻には「より安心してリラックスして、家族みんなで静かに産後を過ごせる自宅で出産をしたい」という願いがあり、
信頼できる助産師さんのもと、自宅出産へ向けて準備を始めました。

そんな矢先…、妊娠がわかってから2ヶ月ほどたった年末の頃、

当時職場で働いていた自分のもとに、連絡が入りました。

「流産したかもしれない」

あまりにも突然だったので、人生であれほど心臓がドキドキするのを感じたのは、初めてでした。

とにかく状況を確かめないといけないと思い、
本当はパニックになりそうだった気持ちをなんとか落ち着けて、その日は休みをいただき、
とにかく冷静にならなければという気持ちで、妻の待つ家に帰宅しました。

状況を聞くと、不正出血があり、お腹の痛みもあるとのこと。
助産師さんには、妻が自分で連絡することができて、担当の病院へ急ぎ向かいました。

病院に着くと、診察を待ちながら、助産師さんが妻の様子をみてくれました。
そして、妻に聞こえないように助産師さんが、

「もしかしたら、覚悟しないといけないかも」
と自分に伝えました。

頭の片隅で「そうなのかもしれない」と感じてはいても、
いざ自分に、そのような覚悟が今できるのか?…できない! 

でも、夫である自分が今しっかりとしないと、妻も娘も、フォローしてあげられない…。

心の準備などできぬまま、診察を待つ時間が過ぎました。どれほどだったかは覚えていませんが、あんなに時間を長く感じた時はありませんでした。

そしてどれくらい経ったかわからないまま、診察室へ呼ばれました。

診断結果は、「絨毛膜下血腫」というもので、何らかの要因で子宮内の胎嚢の周りに血液が溜まったもので、痛みと出血の原因はそれであるとのことでした。

安静にして様子を見て、胎児が問題なく成長していけば、血の塊の部分も排出されるので、
まずは、すぐにお腹の子に心配はないとのことでした。

その言葉を聞き、どれほど安心して、お腹の子の無事に感謝したかわかりません。

その後、自分でももう一度、「絨毛膜下血腫」について調べてみました。
妊娠初期から中期にかけて、比較的多くみられる症状で、多くの場合は安静にすることで改善していくものらしいのですが、

ただ、やはり流産のリスクは上がるとの研究結果もあるようです。

このことを知って、またこの時の出来事を通して、

身の回りに存在する幸せに、当たり前というものはない…。家族が笑顔でいられること、子どもが元気に生まれてきてくれることは、本当に「有難い」ことなのだと実感しました。

それから、妻も安静に過ごすことで症状も良くなり、助産師さんの支えのもと、お腹の子も順調に育っていきました。

そして、2020年の夏、無事長男を自宅出産することができました。

この長男の出産までの経験から、

「家族で共に過ごす時間の大切さ・かけがえのなさ」を強く感じるようになり、

夫婦でも話し合った結果、

2021年の春から、1年間の育児休業を取得することにしました!

子どもたちの小さいこの時期にしか得られないものがきっとあると信じ、家族で共に過ごす時間を選びました。

育児休業から得られたもの 〜 子は親の鏡!子の笑顔は、自分たちの笑顔から 〜

娘は、2019年から3年間、札幌のとある山中にある「親子で通う幼稚園」に通っていました。

就農を悩んだ末、結果的に就農は選択せず、妻は教員を退職して、
その後、「親子で通う幼稚園」に、娘と二人で通い始めたのでした。

そして、2021年春、娘が年長になる幼稚園生活最後の年に、自分も1年間一緒に通いました。

毎朝お弁当を作り、10時に登園。

春から夏にかけては、園舎の周りの沢散策に出かけたり、広場で歌やダンスを楽しんだり。
巨大なウォータースライダーで遊んだ日もありました。

秋から冬にかけては、外で焼き芋をしたり、園舎でお泊まり会や、外でチューブ滑りを楽しんだり。
雪山登山をした後は、みんなで尻滑りで山を降りていくこともありました。

豊かな自然に囲まれながら、息子も含めて家族4人で、毎日幼稚園に通いました。
このかけがえのない1年間から自分が得られたものは、単に子どもとの「思い出」だけではありませんでした。

親である自分たちが楽しめば、子どもも自然と楽しんでいる!

親である自分たちが笑えば、子どもからも自然と笑顔が出てくる‼︎

子が見せている姿は、自分たちの姿なんだと、感じました。

これが、最初に書いていた、

子は親の鏡である

という気づきでした。

「スローライフ」で暮らしに笑顔の循環を! 「子育てスローライフ」に辿り着く

子も、そして親である自分たちも、笑って生きていけるような暮らし方を目指していきたい。

そのためには、何が大切なのか?
改めて、自分たちがこの気づきに達するまでのことを思い返してみました。

○娘のアトピーや食生活の改善、長男の出産を経験して、家族が心身ともに「健康」であることの大切さに気づいた。

○就農を目指していた頃の妻との関係や、農家さん・パーマカルチャー仲間との出会いを経験して、良好なパートナーシップの形成や、いろんな人との価値観の交流…つまり、「人間関係」を深めていくことの大切さに気づいた。

○育児休業した1年間の暮らしの経験を通して、自分の心と体の「健康」、そして、家族と過ごす時間とのバランスが取れるような、「仕事」との向き合い方が大切であると気づいた。

この気づきの中で出てきた、「健康」「人間関係」「仕事」の3つキーワードは、

「子育て」を軸にして考えると、次の図のようになると考えました。

「健康」「人間関係」「仕事」が、「子育て」を中心にして繋がり合うことで、家庭は成り立っている…。

この繋がりのバランスを上手にとっていくことで、親である自分たちも、笑顔で明るく生活していくことができるのではないかと考えました。

笑顔の子育てを目指すためには、「健康」「人間関係」「仕事」の3つの要素に、時間をかけて丁寧に向き合っていくことが大切である…!そう考えた時に、「スローライフ」という言葉が、自分の中で浮かんできました。

「スローライフ」とは? 

「スローライフ」という言葉をインターネットで調べてみると、以下のように説明されています。

○時間に追われずに、余裕をもって人生を楽しもうという概念、あるいはこの概念に沿った生活様式をさす。(引用:日本大百科全書ニッポニカ)

○効率やスピードを重視するのではなく、のんびりと過ごしながら、人生を楽しみ、生活の質を高めようとすること。(引用:デジタル大辞泉)

「時間に追われないで生きたい」「心に余裕をもって、人生を楽しみたい」「効率やスピードを重視するのではなく、ゆっくり丁寧に生活の質を高めたい」⇨「スローライフ」という暮らし方の概念

子育てがスタートしてからこれまでの歩みを書いてきましたが、
自分たちはゆっくりと少しずつ、時間をかけて、この「スローライフ」を実践してきたのではないかと思います。

その結果、今は「子育て」を軸としながら、「健康」⇆「人間関係」⇆「仕事」の結びつきがより強くなった、バランスの良い状態の家庭を築くことができ、毎日笑顔で明るく、楽しく生活することができるようになりました。

ここで辿り着いたものが、
「子育て」×「スローライフ」の暮らし方…、「子育てスローライフ」でした。

「子育てスローライフ」を実践したいパパとママを応援します!

自分たちのように、笑顔で穏やかに暮らしていける親子を増やしたい!

「子育てスローライフ」を実践する親子を応援したい!

このように考えるようになり、

2022年3月、自分も小学校の教員を退職して、
この「札幌スローライフ」を立ち上げました!

「札幌スローライフ」では、これから「スローライフ」に一歩踏み出すために役立つ情報発信やアシストをさせていただき、興味をもった人たちが「スローライフ」に少しでもふれられる機会がもてるように、活動していきます。

これから随時、ブログやメールマガジン、SNSなどで活動の発信をしていきます!

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