皆さんは、明日の朝、晴れていてほしいと思いますか?
「え?そりゃ晴れてる方がいいしょ!」
と、普通はなるでしょうか。
確かに、ふつうは晴れているに越したことはない…かもしれません☆
(でも、世の中には色々な事情の人がいる。雨が降ってほしい!強い風が吹いてほしい!っていう人もきっといる。)
☆☆☆☆☆
教員として働いていた頃の自分は、
正直、次の日の天気が「晴れていたらいいなあ」なんて、思ってなかったと思います。
もちろん、イベントや行事や学校の学習のことで、絶対晴れていてほしい!っていう時もありましたが…。
もう少し違う言い方をすると、
たとえ晴れでも雨でも曇りでも、どれであっても、大してそれによって、
自分の心の状況は変わらなかったからです。
では自分の心の状況はどんな感じだったかというと、
例えば、出勤する時の朝は、
「責任感・プレッシャー・焦燥感・疲労感・劣等感…」
こんなキーワードが、心の中でひしめき合っていました。
例え快晴でも、「いやあ、晴れてるなあ!いい気持ち!!」とは、
なりません。笑
天気と心は、決してリンクしませんでした。
☆☆☆☆☆
そんなある日の出勤途中のこと、
雨上がりの空に、めちゃめちゃでっかい、そしてものすごく鮮明な、虹を見た日がありました。
その時自分は、頭の中で「すごく大きくて、とてもきれな虹だ」と認識していたんですが、
すぐに心のブロックが発動しました。
「そんなことに、見とれてる余裕なんてない!」
この時、頭と心が分かれているのを感じました。
「きれいなんだけど、立ち止まってきれいと思えない心の有り様」
このことに気づいたとき、すごく悲しかったのと同時に、
いつか、「今日の虹は、本当にきれいだな」と、
立ち止まってじっくりと、きれいなものに感動できる日が来たらいいな
と思いました…。
☆☆☆☆☆
さて、そんな時代を経て、今に至るわけですが…、
今朝の天気は快晴でした!
まず、登校前の娘と遊び、
その後は、パパママ弟の3人で公園遊び。
息子くんのパパママ一人占め時間でした♫
最近は、朝の天気が気になります。
晴れていると、「やった!」と思います。
子どもたちと遊ぶ時は、晴れている方がいいし、
朝、晴れた空の下で、呼吸する気持ちよさを感じられるようになったからです。
今なら、空の上に特大の虹がかかっていれば、
「きれいだなあー!」って、じっくり眺め始めると思います。
これは単に、「時間」ができたから、
だけではないと思っています。
「仕事」と向き合ったことで、心の有り様が変わりました。
朝起きた時、晴れていたら嬉しいなって、思いますか? 美しいもの・きれいな景色や風景を見たときに、「きれいだな」って、心から思えてますか? 自分の心の有り様は、きっと、子どもたちにも伝わります☆