きれいなものをきれいだなと、素直に思える暮らしの素晴らしさ〜借りている田んぼで「はさたて」をしました〜

以前、このような記事を書きました↓↓
今回の記事と、重なる内容のものです。

教員時代の朝の通勤中、
雨上がりの空に、大きくて鮮やかな虹を見ました。

「ああ、きれいな虹だな」と、
頭の中では思っていたのですが、

心の中では思っていませんでした。

心の中を支配していたのは、
「焦り」「プレッシャー」「疲労感」「無力感」…。

職場につけば、
朝から夕方まで、常に緊張感に包まれる。

子どもたちの下校後、
すぐに夕方になり、
仕事は全く終わらぬまま、
退勤時間をむかえる。

妻と子どもの待つ家。
帰りたい。
けど帰りたくない。
しかし帰らなければならない。

よくわからない心理状態。

結局帰っても、
家事と子育ては中途半端。
仕事も中途半端。
ぜんぶ中途半端。

そしてそのまま、翌朝をむかえる。
毎日その繰り返しのループ。

当時の心の中に、
虹を見てきれいだなと思える隙間は、ありませんでした。

それに気づいた通勤中の朝。
とても悲しくなり、

「いつか、虹を見て、心の底からきれいだなと思える暮らしをしよう」
と決めました。

☆☆☆☆☆

先日、札幌の豊滝という地域で借りている田んぼで、
他の借りている家族の皆さんと一緒に、『はさたて』をしました。
『はさ』は、漢字で稲架と書きます。

みんなで協力して、一段ずつ木と縄で『はさ』を組み立てていきます!

『はさ』は、稲刈りした稲を天日干しするためのものです。

今月末に、稲刈りを予定しています(^^)!

今年の稲の様子。元気に成長中!そして、もうすぐ稲刈りの時期を迎えます(^-^)

『はさたて』は、今年で4回目!
でも、毎度のことながら、
木と木を繋ぐ縄の縛り方は忘れていました(^◇^;)

しかし、一度思い出せば、
手が覚えていて、超手早くできました(^○^)☆自画自賛!

それは他の皆さんも同じで、
年々経験者が増えれば、
はさをたてるスピードもはやくなる!

今年は、今までで一番はやいスピードで、
はさがたちました!(^∇^)

継続は力なり★

この日の札幌は、とても気持ちの良い快晴でした!

青く澄んだ空と
山々と
大きな稲架と
稲穂たち

この景色を見て、
めっちゃきれいだなあと、
作業中も癒されました(^○^)

きれいなものを見てきれいだなと、
心の中で感じることができた日でした。

今なら、あの時の虹を見て、きれいだなと心の中で思えるはず。
いま、そのような暮らしをできていることに感謝です☆

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