ワークショップに参加してみよう!③

前回は、ワークショップに参加することで、「行動」することが楽しくなり、楽しさからまた次の「行動」につながるという、行動の循環が生まれるお話をしました。

3回目の今回は、「行動」→「楽しい」→「行動」の循環を得たことで、ライフスタイル変化の大きなきっかけが得られた事例を紹介します。

さて、その事例は、誰のことかというと…、もちろん、私です(^ ^) 多分、そうだよなって思いましたよね。笑

一冊の本との出会い … 「パーマカルチャー」を初めて知る 

約4年前…、色んなワークショップに行ったり、就農を考えて札幌近郊の農家さん巡りをしたりしていた頃、

奥さんの高校時代の友達の家で、ある本を読ませてもらいました。

「マーマーマガジン for men」という、株式会社エムエム・ブックスから発行されている本です。

この本の第2号の特集が、「パーマカルチャー」だったのです。

「パーマカルチャー」って?? 

「パーマカルチャー」とは、「permanent(永久の)」と「agriculture(農業)」の二つの言葉をつなぎ合わせた造語です。

この言葉を生み出したのは、1970年代半ばに、タスマニア島の大学で生物学を教えていたビル・モリソンさんと、彼の教え子のデビッド・ホルムグレンさんのお二人。モリソンさんによると、パーマカルチャーとは「人間にとって恒久的に持続可能な環境をつくり出すデザイン体系」のことらしいです。

本の特集では、そのパーマカルチャーの基本的な考え方や実践例などが紹介されていましたが、その多くは農的なことや環境に関する内容、衣食住に関わることなど、暮らしの自給自足的側面の知識がメインでした。

当時、就農や移住も考えて日々暮らしていたので、それらの知識にも関心があって読んでいたのですが、

自分が一番興味を引かれた内容が、「共感男子」というコーナーの記事でした。

これは、「東京アーバンパーマカルチャー」という名前で活動されている、ソーヤー・海さんが書かれたもので、

この時の内容は、日常の中で「怒り」を感じたら、その感情とどう向き合っていけばよいかというものでした。

記事の中では「自己共感ワーク」という方法が紹介されていました(どんな内容なのかは、また別の機会に…)。

とにかく、今まで農的なことなど、自給自足的なお話がメインだったのに…、その流れの中で、このお話はすごく新鮮な内容で、かつ当時の自分の心境に、何か響くものがあったのでした。

「パーマカルチャー」にはこのように、農的な暮らしや環境に関わることの他にも、日常における自他の感情との向き合い方や表現の仕方、話し合う相手と共感し合う方法など、コミュニケーションに関する内容も含まれています。「パーマカルチャー」には、暮らしにおける様々な要素が含まれているのです。

「パーマカルチャー」をもっと知りたい! 〜メルマガへの返信が大きな一歩に〜 

本で読んだことがとても印象に残り、その後、ネットで色々調べてみるようになりました。

自分の身近で、「パーマカルチャー」を知れる場所や機会はないか??

すると、札幌で「パーマカルチャー研究所」という名前で活動している人がいるとわかったのです!

代表は、三栗 祐己(みつくり ゆうき)さん。

ホームページを見て、どのようなことをされているのを調べていると、「無料メルマガ登録」というのを見つけました。

それまで「メルマガ」というものは、一度も登録したことがなかったのですが、

「無料だし、とにかくどんな内容か気になる!」と思って、すぐにポチっと登録しました。

はい、これは一つ目の行動ですね(ネットで調べている時点で、行動してると言えるかもしれませんが☆)。

それからメルマガを読み出し、「なるほどー!」となっていたのですが、

途中で、「このメルマガには返信できる」というのに気づきました。

返信すると、必ず返事を返してくれるというのです。

最初、「ほんとかな…(怪しい?笑)」と思いましたが、

……よし!返信してみよう‼︎と思ったのです。これは、前回の記事でもお話ししましたが、きっと「行動」すると、「楽しい」が待っている!と感じたのだと思います。一歩踏み出す怖さよりも、楽しさ・面白さが勝ったのでしょう。

そして送った後、少ししてから…返信が来たのです‼︎

内容を見てみると、ロボットがくれたような返信ではありませんでした。笑 ちゃんと、本人が返信をくれているみたいだ。

なんか、すごい面白くなってきた!のと同時に、リアルで返信をくれたのがすごく嬉しかったのを、今でも覚えています。

そこからやり取りが始まり、

三栗さんが主催するパーマカルチャーのイベントに行ったり、時には家にきてくれて、お茶をしながら相談にのってくれたりもしました!

まさに、「行動」→「楽しい」→「行動」…でした♫

その後、三栗さんが主催する「パーマカルチャー・オンラインスクール」に入って、さらにじっくり少しずつできることをやっていくようになり…、

今では、そこで出会った沢山のパーマカルチャー仲間がいます。

自分の発信している「スローライフ」の考え方は、「パーマカルチャー」から本当に大きな影響を得ています。

そして、その「パーマカルチャー」からは、同じような思いをもった大切な人たちとの「繋がり」を得ることもできました!

やらないベストよりも、やるベター!

自分が何か一歩、行動を起こそうとするときに思い返すこの言葉は、三栗さんから教えてもらった言葉です☆

あるイベントにて、我が息子と一緒に写ってくれた時の三栗さん。最初に出会ってから4年、今ではパーマカルチャーの先生としてだけでなく、同じスクール仲間のみなさんと共に、一緒に温泉旅行に行ったりするなど、家族ぐるみでお付き合いさせていただいております♫

たとえ小さい「行動」でも、続けていくうちに、自分自身の大きな変化につながっていく!そして気づけば、同じように行動を続けてきた「仲間」も、周りに沢山増えているかもしれない…‼︎

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