数年前、うちの奥さんが就農したいと言い始め、農家さん巡りに連れられていた頃、
自分は、
「もう少しゆっくり変化したい…」と思っていました。
実家が農家なわけでもない。
自宅の庭も大して活用できず…家庭菜園に精を出していたわけでもない。
それが、いきなり農家を目指して、野菜づくりを生業にするなんて。
もちろん、研修を経て農家さんになっていくものであると理解はしていましたが、
あの頃の自分にとっては、正直急展開すぎる感覚で過ごしていました。笑
それから、結局就農には至っていないですが^^;
その後、今度はまた奥さんが、食生活をガラッと変えていくようになりました。
健康のため!よく本を読んで、人とも会って、勉強してるのは理解しているつもり。
でも、自分の心はやっぱり
「もう少し、ゆっくり変えていきたいんだけど!」
でした。笑
…それで、今はどうかというと、
家族それぞれのニーズに合わせるような、食生活になっています。
さて、
ここまで読んでいて、皆さんは思うでしょうか。
なんか、振り回されてるね。
と。
それは、
正解です!(あくまで自分の感覚です、よ。)
でも今は、「振り回されてる」感覚は、あまり感じなくなりました。
それは、
自分の方に「引っ張りたい」という考えを、やめるようにしたからです。
「自分はこう思っているのに、なんで分かってくれないんだろう?」
ってときに、
まず最初は、素直に伝えてみる、それとなく話してみるのは、大事だと思います。
それで相手の方から、自ら歩み寄ることが可能であれば、それはとても良いと思います。
でも、夫婦であってもお互い違う人間同士。
理解し合えない部分はどこかあると考えます。
その部分についても、
「共感してほしい!!」って思い始めてしまうと、
それが「引っ張り合い」に発展します。
お互いが、相手の「手綱(たづな)」を掴みたくなるのです。
でも、「手綱」を掴もうとしてる時点で、対等なパートナーシップではなくなってしまうと、自分は思っています。
手綱を持つって、相手の上に股がっていくってことかなと、想像するからです。
自分は、上に股がるよりも、
地面に降りて、手を繋いで歩くイメージでいきたいなと思います。
歩く速度が違うのなら、時には、その手を離してもよいのかなと。歩く方向が一緒なら、いずれゴールするところは一緒になるイメージでおります。
ここまで書いていて、「手綱」を掴むのは良くない?みたいな書き方になってるのかなといま自分で思ったのですが、
それもきっと考え方次第で、
「私は、僕は、手綱を引っ張ってもらった方がいい」っていう人も、きっといるんだろうなと思いました。
10組夫婦がいれば、10通りの夫婦関係がある。
お互いのニーズが合えばいい!
うちの場合は、どちらかが手綱を持つ関係にはなれないだろうなと思います
あくまで、ここまで書いた想いは、自分の経験からくる理想みたいなものだと思ってください(^^)
☆☆☆☆☆
今は、仕事面においては、
夫婦ともに個人事業主で活動しています(と言っても、自分は開業したてホヤホヤ)。
妻は、自分が育休を取り始めた頃にすでに開業していたので、
もう開業して1年を過ぎております。
基本的に、仕事に関しては、自分の思うようにやっていくといいと思っています。
もちろん、パートナーとして、「それ大丈夫?」となりそうな時もあるのですが。笑
なるべく、「どうぞ」って言えるようにと思っています。
自分は自分で、今はやりたいことをやっていこうと思っています。
家庭内のことは、チームで☆
お互いの予定を考慮しつつ、家事・子育てに取り組んでおります(^○^)/!
良好なパートナーシップ関係 ⇨ 子どもの安心・安全に直結します!
「自分のことを分かってほしい!」と、相手のことを「引っ張って」ませんか?
場合によっては、相手と「引っ張り合い」になっているかもしれません。それはお互いに疲れる(~_~;)
そんな時は、引っ張る手を止めたり、離したりするとよいかもしれません。
「止める」「離す」というのは、言葉だけ聞くとネガティブなイメージを感じるけども、
パートナーと向かいたい方向(理想の暮らし、理想の子育て…)が同じであれば、大丈夫なはず!
目指す方向について、パートナーと話し合い、確かめ合うのは、とても大事だと思います☆
(それが揃っていれば、多少手を離しても、スピードが違っても、「無関心」とはならないと考えてます(^-^)♫)